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福島県庁付近で400倍=放射線量、東京など低下―文科省

時事通信 3月16日(水)21時17分配信

 文部科学省は16日、福島県内各地で測定した放射線量を発表した。福島第1原発から約60キロ北西にある福島県庁付近で同日午前、1時間当たり1820マイクロシーベルトの放射線量を観測。通常の約400倍に相当し、24時間屋外にいた場合、2日間で一般の人が1年間に浴びていいとされる1000マイクロシーベルトに達する計算になる。
 同省は「時間帯や風向きによって数値が変動する可能性があり、さらに調査の必要がある」としている。庁舎内は15マイクロシーベルトで、屋外の約8%だった。
 原発から約50キロの地点では1317マイクロシーベルト(最大で通常の344倍)、約30キロ地点は1418マイクロシーベルト(同350倍)。約20キロ地点は15日午後9時ごろの時点で、195330マイクロシーベルト(同6600倍)だった。
 また、同省は15日午後5時から16日午前9時までの全国の放射線量を発表。これまでに最大時の量が平常値を超えていた17県のうち、山梨、静岡が平常範囲に戻り、東京(0361マイクロシーベルト)なども数値が低下した。
 一方で、今回初めてデータが集計された宮城(0199マイクロシーベルト)、茨城(1035マイクロシーベルト)のほか、山形(0114マイクロシーベルト)、長野(0107マイクロシーベルト)が新たに平常値を上回り、19県で通常より高い値を記録した。 

 

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